消臭剤再び2015年09月21日 01:25

 以前の記事で,敷き布団に宿る積年の匂いが,消臭剤によってたちどころに解消したという話をした。

 今回は,薄掛け布団でやってみた。この薄掛けも前回の敷き布団同様,10年来のなじみの物。縁が黄ばんで擦り切れもある見た目だが,使い勝手に不便はないので捨てるほどでもない。匂いは,布団に鼻をうずめると感じる程度。敷き布団のそれより,角が取れて丸くなったような匂いがする。自分にとっては月日を重ねた落ち着く匂いであり全く気にならない。しかし,今日は素晴らしい秋晴れの日だったので,消臭剤効果の感激を再び味わうプチイベントとしてやってみた。

ほわーん

 消臭剤は前回同様「おひさまの消臭」。物干しにぶら下げた布団に振りまいて,1時間日光に当てた。取り込んだ後に,鼻をうずめて匂いを確認すると,やっぱり消えている。馴染み深いあの匂いが。
 しかし,地中のえさを探す犬のように,どこかに匂いは残ってないかくんくん嗅ぎまわっていると見つかった(…でいいのか?)。懐かしの匂いが残っていた。しかも数カ所でその匂いを感じることができた。
 想像するに,消臭剤を吹きかける時にムラがあり,薬剤のかかり方が薄かったところは匂いを分解しきれなかったのだろう。

 匂いを消すために消臭剤を振りまいたのに,懐かしい匂いが見つかってほっとした。…というのもおかしな話だが,自分はこの匂いが「気にならない」のではなくて好きなんだと思う。

p.s.
 今回も写真は「みくちゃ」を使用。物語を想像しながらこれで紹介写真を作ることが結構楽しい。( ´ ▽ ` )ノ  以前の「みくちゃ記事」はこちら

料理が苦手な人2015年09月21日 21:03

 ある女子と話をしていると,料理が苦手という話題になった。

 「苦手って例えば?」と問うとチャーハンをうまく作れないという。先日は,これまでに食べたことがあるチャーハンの味を思い返しながら,使われている調味料を予想して味付けをしたらしい。

 味のベースは焼き肉のたれ。そこに塩とコショウを入れて味付けをしたところ「全く食べられたものではないもの」が出来上がったそうだ。
「チャーハンって何入ってるんだか分からないですよね」
「その組み合わせなら美味しくなりそうだけど,濃すぎた?」

すると今度は,目玉焼きの話が始まった。

「フライパンを火にかけますよね」
「うん,かけるね」
「そこに油をたらします」
「うん,そうだね」
「で,卵を割って,その中に落とします」
「うん,そうするね」
「すると,下だけは焼きあがるのに,上だけはいつまでもぐちゅぐちゅなんですよ。
 どうしたらいいんでしょう」
「.....まず,二つの方法が考えられるね。
 一つ目は,フライパンにちょっとの水を垂らして蓋を閉めること」
「ええ」
「二つ目は,蓋をしないで火を十分な弱火にしてじっくり焼くこと」
「ああ」
「そもそも目玉焼きの作り方なんて,小学校の調理実習でするよね」
「そうなんですよ。したはずなのに,全然覚えてないんですよね。あはは」

彼女の話はなお続く。
「そういえば,わたし,アオサの味噌汁が好きなんです
「あー分かる。あのほんのり香る磯の風味がいいよね」
「そうなんです。で,家にアオサがあったので,自分で味噌汁作ってみたんですよ」
「おう,いいね」
「でも,失敗しちゃったんです。おわんにアオサを入れて,お湯を注いだら
 味がなくてまずくて」
「うん,味噌がないね」
「わたし,アオサにお湯を注げばできると思ってたんです」
 きっと,以前に食べたものはアオサのインスタント味噌汁だったのだろう。

「…君は漫画のラブコメに出てくる,おちゃめヒロインみたいだねぇ」
「なんですか?それ」
「そもそもレシピを見てその通りに作れば,その通りの料理が出来上がると思うよ」
「あっ,でもおかし作りは得意です。みんなおいしいって言ってくれます」

 お菓子を作ったことがない自分にしてみれば,お菓子作りの方が高度だと思うのだが
「混ぜて焼くだけですから」と言って笑っていた。

「君はきっと愛されキャラなんだろうね」
と言うと,どう返答したものか迷ったらしく,言葉に詰まっていた。

 こういう雑談は自分の好みである。