いまさらながら「君の名は」 ― 2017年01月29日 21:04

社会現象に近いブームが去った今日になって新海誠監督の映画「君の名は」を鑑賞してきた。一言で言えば,見終わった後にすがすがしい気持ちを呼び起こす映画で,本作品が多くの人の共感を呼んだことに納得した。
僕がこの作品に対して持っていた予備知識は「男の子と女の子の意識が入れ替わる」ということだけだった。だから,ストーリーは男女の感じ方や考え方の違いからくるドタバタを通して二人の絆が深まっていく,恋愛物語だろうと想像していた。しかし,話のメインストリームはそんな陳腐なものではなかった。良い意味で裏切られたことがうれしい。
ところで,僕は新海誠監督の作品が好きで,たぶん全ての作品を見ている。どの作品も恋愛感情の裏に潜む切なさや哀しみが表現されていて,正直なところ諸手を挙げてハッピーエンドとは言い難いものばかりであった。だから「君の名は」のストーリーが終盤に差し掛かってからは,祈るような気持ちで展開を見守っていた。僕はメインキャラクターの二人に感情移入しまくっていたので,
「どうかこの二人に幸せな結末が用意されていますように!」
と願わずにはいられなかったのだ。
「新海監督!今回ばかりはお願いします!」
ネタバレになるので詳細は書かない。