コーティング2回目の愛車 ― 2015年10月18日 09:39
朝目覚めると,土曜日の空は,雲ひとつなく晴れ渡っていた。2週間前に続き2回目のコーティングをしようと,昨日の夜から胸を躍らせていた自分にとっては少々がっかりだ。その作業は,日差しのない方が望ましいからだ。昨日の予報では,午前中いっぱいは曇りだったはずなのにと,スマホを取り出し天気予報サイトを確認すると,午前中から晴れマークに変わっていた...。
自分は車のコーティングが大好きだ。いや,というより,冷たく重々しい,ぬめったような金属の光沢が好きだ。それを見るためにコーティングをして,その輝きを保っているのだ。周りの光景を影として写し込む車体の輝きには,じんわりと静かな興奮を呼び覚ます魅力がある。
期間を空けずにコーティングを繰り返すのは,皮膜を重ねることによりツヤを成長させるためだ。また,前回の作業はコンディションが悪かったので,改めて丁寧にコーティングしたいという思いもあった。
思いがけない快晴に気持ちが揺れたが,じりじりと車体を焼くような日差しにはならないと判断し,予定通り作業を行うことにした。
作業手順は,次のようになる。
1 車全体に水をかけて大きなホコリや砂を洗い流す。
2 車体全体を泡立てたカーシャンプーで洗う。
3 前面や側面に付いたピッチ・タールを専用液で拭き取る。
4 表面の水垢を落とし,油脂を取り除くために洗浄剤で拭く。
5 大まかに車体の水を切る。
6 コーティングする。
7 コーティング剤を洗い流す。
8 水滴を拭き取る。
2時間の作業を終えた愛車は,さらに魅力的なツヤをまとっていた。快晴の光を浴びてなまめかしい深い光沢を放っている。満足。