メモ娘2005年11月13日 22:15

ある夜のこと。食後のデザートにミカンを食べていると,その中の一房に,種が一つ入っていました。3歳の娘は喜んで,「これどうしようねぇ」などと聞いてきます。私は,何の気なしに「庭に植えると芽が出てくるかも。」と答えると,すぐに植えたいと言い出しました。

でも,夜中のことですから外は真っ暗。そしてなにより,食後の休憩中の私にその気力がありませんでした。で,「もう暗いから,朝になったら植えに行こう」とごまかしました。不満げな表情を見せた娘でしたが,何とかこの話題の矛先を変えることに成功しました。

次の朝。そんなことなどすっかり忘れている親に対して,起き出して早々,「ミカンの種を植えに行こう」と言い出す娘。

そういえばそんな約束したっけ・・・と思い出すも,朝の忙しい時間にその余裕がなく,「今忙しいから,今度の休みの日に一緒に植えに行こう」とまたまた,先延ばしにする私。

で,休みの日。案の定そんな約束など全く頭に残っていない私に対して,娘がやっぱり言ってくるのでした。「ミカンの種を植えよう…」 しとしとと雨の降る日でしたが,傘を差しながら庭に種を植えに行きました。

上の息子が小さいときもそうでしたが,3歳頃の記憶力というか,こだわりには驚かされます。それは,こちらが困ってしまうこともあり,また,頼もしく思えることもあります。

ところで,私は毎日飲まなければならない薬があります。しかし,忘れっぽい私のこと。しょっちゅう飲み忘れます。毎日飲めば1ヶ月しか持たないはずの量の薬を2ヶ月以上かけて飲み,主治医に怒られたことが,これまでに2度あります。今度そんなことになれば,私は怖くてその医者にかかることはもうできないでしょう。とはいっても,家から一番近くにあり,なにより信頼の置ける医者なので,変わりたくはないのです。

そんなとき,お父さんには毎日飲まねばならない薬があることを娘が知りました。それからというもの,寝る前に必ず言ってくるようになりました。「お父さん,薬飲んだ?」

2日に1回はその言葉で薬を飲み始める私。おかげで,今月はしっかり飲むことができました。ありがたやありがたや。

ちなみに,この特性は,普段の買い物にも便利に利用することができます。買い物に出かけて,買い忘れをしてしまう事ってけっこうあります。そうならないために,思いついたときに買い物メモを書いたりするものです。でも,あらかじめ買いたいものを娘の前でしゃべっておくと,店でしっかりと「○○買った?」と確認してくれるのです。メモする手間もありません。

子どもってありがたいものです。(*^_^*)